医学の限界、倫理主義の息苦しさ、技術主義の皮相さを超える、
人間学を根拠とした新しい認知症介護論!

■【認知症ケア専門士】:更新に必要な単位が1回3単位全3回で9単位取得できます!
■1985年から38年続く信頼と実績のある研修会です。新人職員からベテラン職員まで、介護に関わる全ての方大歓迎!
【受講料 後期全3回】税込15,000円(考える杖会員税込13,500円) 【受講料 各回】 税込6,000円(考える杖会員税込5,000円) *支払い方法■当日受付払い 【日時】 後期・第1回 2023年8月25日(金)10:30〜15:30(会場受付9:30〜) 後期・第2回 2023年9月22日(金)10:30〜15:30(会場受付9:30〜) 後期・第3回 2023年11月24日(金)10:30〜15:30(会場受付9:30〜) 【募集人数(会場)】各回80名 【会 場】桜華会館 愛知県名古屋市中区三の丸1丁目7-2 【アクセス】●地下鉄名城線 「市役所駅」5番出口より徒歩7~8分 ●地下鉄鶴舞線 「 丸の内駅 」 1番出口 より 徒歩 10 分 【主催・運営】なるほどケア塾(株式会社円窓社) 〒189-0011 東京都東村山市恩多町3-39-13-101 info@ensosha.co.jp Tel : 042-306-3771 Fax : 042-306-3772 http://ensosha.com
【後期】第1回 HDS-Rの活用法と認知症ケアの原則
【プログラム】 ■ 「長谷川式」を介護に活かす 世界的に知られたテストですが、介護に有効に活用されているとは言い難い。2人の認知症のケースへのグループ演習を通して、いい介護のための「長谷川式」の活用法を学びます。 ■ 認知症ケアの七原則 【原則①】環境を変えるな、【原則②】人間関係を変えるな。残念ながら現在の制度はこれに反するものばかりです。現場の私たちがそれにどう工夫していけばいいのかをお伝えします。 ■ 最も大切な原則 施設入所は、環境も人間関係も変えざるを得ません。そんな時は【原則③】○○○○を変えるな、を守ってください。これまで変えられては、老人を認知症に追い込んでしまいます。 ■ それでもあきらめない! 最後の原則 【原則①】も【原則②】も、さらに致命的な【原則③】まで変えられて認知症に追い込まれた方でも、私たちが発想を変えることでちゃんと落ち着ついてもらえる。そのための【原則④~⑦】を紹介します。
【後期】第2回 生活づくりの認知症ケア
【プログラム】 ■ 口から食べる、おいしく食べる 認知症ケア、介護職の最大の強みは、一人ひとりの生活を手づくりできることです。口からおいしく食べることは、認知症老人の無意識が落ち着くための最大の要因です。 ■ 排泄ケアを認知症ケアの基本に 「快・不快の原則」を行動原理とする認知症老人には、便秘という「不快」をなくすことが大切。下剤や浣腸といった「不快」ではなく、自然排便という「快」をつくるためのアプローチを学びます。 ■ 生理学的排泄ケア 介護現場でもあまり知られていない、便秘の分類と生活的な介護法を、生理学を通して学びます。排泄のメカニズムを知ることで、自然排便を保障する、積極的な方法論を手に入れます。 ■ 日本人のための入浴ケア これまでの生活習慣を守るというのなら、必要なのは機械浴ではなく家庭浴のはずです。特浴ゼロを実現した特養の紹介を通して、日本人にとって理想的な浴槽のカタチとその入り方を学びます。
【後期】第3回 関係づくりの認知症ケア
【プログラム】 ■ 「関係障害」という視点 一方的で乏しい関係が継続すること、それを「関係障害」と呼びます。身体と精神の障害も、この「関係障害」を経由して、本当の障害に至ります。では、その治癒は? ■ 「関係障害」治癒の第一歩 「関係障害」を治す第一歩は、私たち介護職の無意識や感じ方を少しだけ変えることからはじまります。「問題老人」の見方を変えるためのグループ演習を通して、「関係障害」の正体に迫ります。 ■ 目に見えない関係を評価する 「家族的関係」と「社会的関係」だけではなく、もう一つの大切な関係という3つの軸で関係的世界を評価します。見えないものを可視化することで、ケアの幅を拡げていきます。 ■ さあ! 関係づくりをはじめよう! 「生活づくり」と並ぶ介護職最大の武器が、この「関係づくり」です。いま「個別ケア」から「関係の中の個別ケア」への転換が求められています。さあ! 関係づくりをはじめよう!